G1江戸川大賞2019優勝は枝尾賢選手
9月29日にG1江戸川大賞の優勝戦が行われ、枝尾賢選手が優勝した。
ボートレーサーになって18年、G1制覇は初だ。
G1大会13回目の出場で悲願の初優勝だ。
レース展開
優勝戦、枝尾選手は1号艇、江戸川大賞最終日は、6R目から1号艇が6連敗。インでは勝てないというムードが漂っていたが、予選トップ通過の枝尾選手はそんなムード知るかというような走りを見せた。
2コースの石渡選手にスタートで先行されながらも、伸び返して1マーク出口では逆に石渡選手を1艇身以上も引き離し、決着をつけた。
「途中で様子を見たら石渡さんに行かれてしまったが、伸び返してくれた。本当にエンジンおかげです」
「89期ではG1制覇した人がいない。逆にチャンスだと思って走った」
とインタビューで話していた。
枝尾選手のエンジンは前検にペラを叩いてから調整なし。
エンジンの活躍も勝因の一つだろう。
俺
レースの経過を見ていこう
俺
スタートでは2号艇に先行される
俺
すぐに巻き返し
俺
2マークのターンで引き離したね
俺
独走状態w
俺
そのまま後続を引き離しゴール
この優勝で初となるSGクラシックの出場権も獲得。
「一度は出たいと思っていたので嬉しい、挑戦したいという気持ちが強い」
と話した。
枝尾賢選手のプロフィール
枝尾賢(えだおまさる)
生年月日:1982年1月2日(37歳)
出身:福岡県
登録番号:4148
級別:A1級
登録期:89期
血液型:A型
枝尾選手のボートレーサー人生はまさに波乱。
デビュー前には右手の筋を切り、初出走は同期より3か月遅れ。
2009年には足を骨折し、半年以上の休養。
怪我をしたときの経験がフラッシュバックして怖いときもあるとのこと。
そのトラウマに打ち勝ち、89期生初のG1制覇者となった。